Luft Garten

現在進行形で、ささみゃーを見守り中。

今年の夏を振り返って

もうすぐ年末ですが、時系列なので夏の話です。

家で和柄のハンカチを見つけたのですが、自分の好みに合わず、メ○カリに出品していました。しかし、全く売れそうになく、和装シーンもないため断捨離を考えていました。

でもある日、オビツ11の型紙の教科書を眺めていて思い付いたのです。柄のいい所を選んで、浴衣にすればいいんじゃないか!と。個人的にこれらのハンカチに全く思い入れはないのですが、多少切り刻ざまれても作品として残る方が、箪笥の肥やしよりはマシでしょう。

和柄のハンカチ】どこか工芸品的です。その分、ちょっと高そうな気はするものの・・・。捨てるにも捨てられず、かと言って使う予定もなく・・・

 

浴衣を縫うとは思っていなかったのですが、直線縫いが主なので案外作りやすかったです。ただ、襟との合わせの所が少し分かりにくくて、脳みそをフル回転させました。

途中で失敗したな・・・と思ったのは、襟と本体のつなぎ目を縫う所です。スムーズに縫い合わせるために、本体の縫い代に切り込みを入れるのですが、布が裂けて襟ぐりが大きくなり、後ろから見たら小さな穴が空いたようになってしまいました(汗)。こういうのって、後から気付くんですよね。今度作ることがあれば、ここの切り込みは極力控えめにしたいと思います。

それと、もう一つ。裾を縫う手前まで来たところで、佐々木先輩の身長を伸ばしたことを思い出しました。しかし、その分の型紙を伸ばした記憶がありません。うわっ!このままでは、つんつるてんに???(大汗) まさか、裾を継ぎ足すわけにもいかず・・・。折り返しをギリギリにするなど少々抵抗を試みましたが、結果、あまり変わりませんでした。

着せてみたところ、やや短め・・・。許容範囲内でギリギリセーフです。よかった~!・・・たった今、思い付いたのですが、浴衣を着せる時だけ足パーツを純正に戻して、足の方を短くすればいいですね(笑)

紆余曲折ありつつも、何とか完成~。よし、気力が続く内にもう一着・・・。紅葉の所をなるべく切り取るようにして、こちらも何とか完成。

 

【浴衣と帯】上は前身ごろ、下は後ろ身ごろ。百合は左右半分ずつ違う柄にするつもりでしたが、なぜか前後違いになってしまいました~

 

帯はリボンを使いました。幅が指定の1㎝に満たないので、2枚をずらして貼り合わせています。暫くこの帯をしていたのですが、どうも薄っぺらくてしっくりきません。代替え品を探していたのですが、なかなか見つからず・・・。

男の子用のハギレの中に、単色でやや厚めの生地がありまして、画像で見た時にこれは帯に使えるんじゃないか・・・と思ってはいたのです。やはり色も材質も帯っぽいです。ですが、同じものをまた作るのはちょっと気力が・・・。

少々面倒なのもあって先送りしていましたが、ようやく再製作しました。個人的には後者の方がしっくり来ました。

あと、『祭』と書いたうちわが欲しくて、ずっとフリマでずっと探していたんですが、高級なものは1,000円します(汗)。2枚欲しいんで・・・と言う訳で、自作することにしました。

一番の問題は、柄の部分をどう作るかです。手芸用の細い紙巻ワイヤがあったのを思い出し、それを6本並べてボンドで貼り合わせて乾かし、先端を拡げました。そこに和紙の便せんを貼り合わせて、ワイヤごとハサミでカット。紙巻の部分が薄茶色だったらよかったのですが、まぁいいやと茎の色の緑そのままです。

祭のロゴを貼ろうとして見つけられず、何となく和紙の色とも合わないし・・・と不採用。新聞広告の色のついた部分を利用して、朝顔の切り絵として貼り付けました。裏面には今まで使い道のなかった、ホクトのシールを貼って完成です。本当にありそうな協賛だな~とウケました。

もう一枚は、使い道のなかった謎のシールが出て来たので、脱線して思い切り推し活うちわにしてみました。全面にハートを飛ばして可愛い感じになりました。

 

【自作 夏のアイテムなど】ハンバーガーとポテトとチキンと枝豆は、アクリル粘土に水彩絵の具を混ぜ込んだり、上から塗ったりした試作品

 

他、屋台のアイテム、バナナチョコとりんご飴をどうしても持たせたくて、アクリル粘土とクリーム状の粘土で作ってみました。最初チョコバナナ・・・と言う商品名と思っていたのですが、祭の屋台を見たらバナナチョコでした。そう言えば、りんご飴もりんごが先です。

バナナにチョコを塗ったところまでは美味しそうだったのに、チョコスプレーがあられみたいで、鬼の金棒みたいになってしまいました(汗)。こちらも改良の余地ありです。りんご飴は、ねんどが乾くのを待ち切れずにマニュキュアのコーティング剤を塗ったら、最初は本物の飴みたいで良かったのですが、徐々にふやけて来ました。

手パーツはオビツ11の本体に付属品があり、取り換えられます。バナナチョコの柄は綿棒の柄で、持つところにマスキングテープを少々巻いて厚みを調整したら、バランスを取って持たせることが出来ました。可愛い~ ‼ 

ここまで色々と作っておいて、足元が裸足と言う訳にはいきません。残すアイテムは下駄ですが、これまた買えばかなりのお値段します。最初はアクリル粘土で作っていたのですが、キャラメルみたいになり、上手く履ける気もしなかったので中止。アクリル粘土は大きさを左右対称にしたり、正確な四角を作ったりと、なかなか難しいです。

・・・やっぱり下駄の材質は木でしょう。しかし丁度いい木片が身近になく、100均のすのこ片を無理矢理のこぎりで切り出したため、大きさがバラバラに。しかもそれぞれのパーツが歪だったため、寄せ集めた時の仕上がりが・・・(汗)。

それでも鼻緒を付けて、足裏のマグネットを活用する為に、真ん中よりも後ろ気味に短い針金を渦巻き状にしてボンドで貼りました。見た目酷い出来なのですが、唯一の利点を挙げるなら、足を上げたポーズでも下駄が脱げないことでしょうか。来年までには、もうちょっと高級な下駄に作り直したいと思います。

 

【夏の思い出】縁台に座らせるはずが、滑って断念。セ○アの椅子になら何とか・・・。ああ、背景を何とかすればよかった・・・

 

椅子の座面が平らなら、まだギリギリ座ってくれますが、生地が滑る上に頭も重い・・・。みゃーちゃんは、生地の摩擦により難なく座ってくれましたが、佐々木先輩がどうしても傾いてしまいます。仕方がないので、後ろのクッションで頭を支えました。

ちょっと寝そべった感じになりつつも、何とか楽しそうな雰囲気は出せたかな~と。