あけましておめでとうございます。あっという間に年越ししてしまいました (汗) 今回はクリスマスもお正月バージョンをパスして、直近で作りためていたものをUPしたいと思います。
【ソファー編】
夏の連休の少し前に戻りますが、遠出は混むから秋に先送りして、ちょっと凝ったものを作成してみようと考えていました。
基本100均材料がベースで、身近で使えそうなものと言えば・・・。以前から家にあったフランフランの貝殻型台所スポンジです。形が可愛いので何かに使えそうだな・・・と思いつつ長らく放置。他、断捨離でチュニックの黒サテンの裏地を見つけてしばらく考えたのですが・・・。ベッドの背もたれかソファーしか思いつかないので、曲線を生かしたソファーを作成することにしました。
スポンジを横にスライスして並べ、合わせ目をカットしてボンドでくっつけてみます。表側から座席と共に布で包み込み、やや引っ張りながら布の端をボンドで固定。裏面を隠すために厚紙でLに曲げた背板を布で包んだものを付けて合体。形状を保つには強度が足りないので、厚紙との間に強めの針金を2本、L字に曲げて仕込みました。ひじ掛けの中身は四角いスポンジを成形してギャザーを入れて包みました。
脚は細い丸材をルーターで削って猫脚にし、ボンドで布面に貼り付けたところ不安定です。後日、木製風の押しピンをアクリル絵の具で黒塗りして、裏面から刺した面をボンドで固定すると、いい感じに安定しました。
これでも可愛いソファになったと思ったのですが、何か物足りず・・・。黒サテン=ゴスロリという安易な発想から、アマゾン・ダイソー・セリアで金系・銀系のパーツ、水引などを複数購入し、デコってみることにしました。
やはり装飾はあった方がアクセントが付いて良いかも~♪ しかしこれで完全に日常使いのソファーではなくなりました。逆にこのソファーに座っても不自然でない部屋ってどんなだろう?

最初は2人掛けソファーのみ作成・・・のつもりでしたが、次第に内装がエスカレート
【王子服編】
うーん、ソファーが黒って、似合うのは魔王とか王子様くらい・・・。待てよ、王子様のコスプレをさせたら、それこそ可愛さ倍増なんじゃない !? と一気に妄想が膨らみます。
しかし衣装デザインのセンスがないため、ネット上で『王子服』と画像を検索。たくさんの素敵なイラストが出てきました。その中から個人的な好み、かつ実現出来そうな2点に絞り、極力寄せていきたいと思います。
(このドール服作成は、あくまでも個人的な趣味であり、好みなデザインを厳選、作者様をリスペクトしております。著作権を侵害するものではございません。ご了承ください)
さて、衣装の製作にはサテンでかつ原色の布が必須です。ネットの手芸店でcm単位で買えなくもないのですが、めんどうなのでメルカリで探すと、希望に合う詰め合わせ12色がありました。ドール服は1色30cm四方もあれば充分なので、コスパは良かったです。
ちなみに布の出所の説明はなしでしたが、おそらく同じものを出品者している方のコメントから想像すると、お米を包んでいた布みたいです。サテンと言うよりはリボンの生地に近いかも。テロンテロンで光沢があると言うよりはパサっとして風呂敷に近いです。薄くて適度な張りがあり、想像よりも縫いやすかったです。
佐々木先輩は軍服風にしました。型紙を引いてカットして縫ったら思ったよりも丈が短くなり、シルエットが変(汗) 。布を継ぎ足して修正しました。
肩に付いている装飾ですが、どう作ればいいのかずっと悩みの種でした。セリアを回遊していると偶然にもカーテンタッセルを見つけ、そこから一気に問題が解決しました。もう少し明るいゴールド色ならなぁ・・・と内心思いましたが、そこそこ光沢があるので良しとしました。
さて、タッセルの編み込みを分解してひも状にし、再成していきます。細い糸の部分は一列に並べてボンドで固めてカットして使います。オリジナルドールの髪の毛を作成する時の方法です。
他、色々な太さの紐から出来ていたので、リリアンは服の装飾としてボンドで貼りつけてみました。やればやるほどゴージャスになり楽しい ♪ 他にはセリアのカラーボックス用サテン地のカーテンを利用してズボン、オーガンジーのフリルはタイなどに使用しました。

佐々木先輩の王子服はベルばら系
一方、みゃーちゃんのデザインはベストに上着なしでマントを羽織っています。マントは型紙の教科書から引用したのですが、イラストのような大きな襟ではありません。多少大きくしたものの、キャプテンハーロックの襟にならず、縫った後で何度も修正しました。

しかも、マントは裏地を付けたためかピンとなり、ドレープが出ません(汗)
【ブーツ編】
そしてブーツ。雰囲気づくりに重要なアイテムです。最初は黒い伸縮性のズボンの切れ端を、靴下のようにミシンで縫って作成していました。しかし布の性質上、何度やっても甲の縫い目が沈んで形が甘くなってしまいます。つなぎ目を変えて6種類くらい作ったのですが、布ではこれ以上は無理・・・。
予備で買っておいたダイソーの極薄の合皮(5色入り)を試す方向に転換しました。ブーツのパーツは小さすぎてミシンで縫うのは難しいと踏んだので、縫わなくていいデザインに変更。靴底を厚紙で作って、甲回りをボンドで貼り付けます。ふくらはぎはくるっとペンに巻き、ボンドで筒状に固定して甲回りと合体しました。ヒールをつけたかったのですが、色々試した結果立たせるときにバランスが取れないため平らにしました。
このダイソーの合皮ですが、超薄地で柔らかくカットしやすいです。こんなに使える素材だとは思っていませんでした。他のを全部捨ててもいいくらい。手芸用ボンドで貼ったところの段差も目立たないため、スマートかつスリムな仕上がりになりました。ただし、粘着力が弱いので足をむやみに動かすと簡単に剝がれます。
【インテリア編】
ふと、王子の部屋に2人掛けのソファーが1つしかないってことは、いきなり客人が隣に座るってこと?と疑問符が付き、急遽1人掛けソファーも作成しました。並べてみると、今度はテーブルがないのが不自然となり・・・。
最初、テーブルは作ろうかと思ったのですが、Amazonで、猫脚パーツ10本>テーブル完成品の値段でした。脚だけ10本あれば2台分作れますが、時間がかかる上にお高くつくというジレンマ。美しく楕円形に木片を切り出して磨き上げるなんて (汗)
結論、完成品のテーブルを買った方が安い!となり、追加でサイドテーブルと銀の燭台・茶器類も買ってしまいました。
テーブルのどちらも顔側に微かな傷があったので、値段からしてB級品かな。でもパッと見ただけでは分からないレベルです。シルバー食器はお子様対象ですが、成分がやばそうなのであまり手で触らないようにしています。中〇直送の品の粗雑さを心配していましたが、バリもなく全体的には作りがしっかりしていて、とても可愛いです。

燭台も素敵でした~
【サーベル編】
その後、セリアで大量のサーベルと杖を見つけました。何となく手に持たせるだけでもいいのですが、これをサスペンダーで携帯させたいと思います。
実際のサスペンダーがどんな形だったのかAIに訊ねたところ、出来た生成イラストを見ると明らかに矛盾があります。どうやって剣を固定しているのか理解ができず・・・。要するに絵が変!なので参考程度にしました。

中剣を携帯中です
鞘は合皮を横に巻いてボンドで貼りつけ、開かないように上中下に糸を巻きます。ベルトは合皮を細長く切ってバックルに差し込んで着脱式にし、吊り下げ部は小さな金具を付けてそれらしく鞘をぶら下げました。
では、剣を外した場合はどこへ置くのか?とチャットGPTに聞いたところ、剣ホルダーのイラストが出たので木片から自作しました。

魔法の杖は背中と迷ったのですが、割と短かったので腰に差しています
最後にセリアのドールハウス用資材で床と壁を作成しました。腰板は人間用?鏡もセリアです。これで完成にしようと思いましたが、壁の面積が広いため閉塞感を感じます。大きな絵か複数飾るか、それとも窓を作るかで悩みました。
窓のほうが開放感がありそうなので、窓枠を細木で組んで、白いアクリル絵の具で塗り、100均の蝿帳のレースを貼り付けました。カーテンはカラーボックス用のサテン布です。襞が小さいと自然なドレープがうまく出せず、ボンド固定したらかなり不自然になってしまいました。
最後に、セリアでチェスの置物を発見。フレグランスをしみこませる石膏オブジェですが、場の雰囲気に合う~ ♪ と設置して、完成としました~ !!
舞台が完成したので、ちょっとだけ世界観を公開したいと思います。
【妄想短編BL小説】(注:興味のない方は画像だけご覧ください)
メイ王国は近年魔物に脅かされていた。シュウ国王は兵士を派遣し退治しようとしていたが、功を奏さず犠牲者だけが徐々に増えていた。
そんな中、彼は異国の魔法使いミャーの噂を聞きつけ、何とか協力を得ようとすぐに馬を走らせた。
数日後、ミャーが謁見に現れると、シュウ国王はその姿に驚きを隠せなかった。
(戦いとは無縁のような穏やかな少年ではないか。本当にあの魔物たちを倒してきたというのか?)

「・・・貴殿の力により我が国に平穏を取り戻すことができたなら、何なりと望みを叶えよう」
「ありがとうございます。任務完了までに考えておきます」
シュウ国王はミャーを疑っていた。そして、もてなしながら彼が本物かどうか核心に迫ることを思いつく。
「夕餉(ゆうげ)までまだ間がある。貴国の話を聞きたいのだが、いかがかな?」
「ええ、喜んで」

シュウ国王は、ミャーが異国を渡り歩きながら盗伐を行ってきた話や、修行時代の話を興味深く聞いていた。
(代々受け継いだ力を、厳しい修行で増幅させてきたのか・・・)
「貴殿が魔物を倒すところをこの目で確かめたい。同行してもよいか?」
「現地で私の指示に従ってくださるのならば、結構ですよ」
シュウ国王は、ミャーと目が合い微笑みかけられる度、感心とは別の微かなくすぶりを抱き始めていた。
(この複雑な感情は一体何なのだろう・・・)
その後、ミャーは数十日間に渡る魔物盗伐を順調に終え、最後に結界を張り巡らせた。シュウ国王はその様子を背後から、感心しながら見守っていた。
再びメイ王国に平穏が訪れ、ミャーに褒美が与えられることになった。彼の望みは、若者が出て行った故郷の村に用水路を引き込むことだった。
「その望み承知した。早々に人夫を100名、貴村へと向かわせよう」
「ありがとうございます」
シュウ国王はスッと席を立つと、ミャーの隣に腰掛けた。
「貴殿は勇敢で誠実で、人を思いやる心がある」
「いえ、そんな・・・。自分にできることをしているだけです」
「そして何より、誰よりも愛らしい」
「えっ?」
ミャーは耳を疑いながらも、顔を赤らめた。
「このまま側近として我が国に留まり、国を守る手助けしてくれないか?」
ミャーは討伐のさなか、訪れた先々で国民から慕われているシュウ国王の様子を何度も目にしていた。色々な国王と面識があったが、シュウ国王ほどの人格者には出会っていない。最初に謁見した時に感じた熱を思い出すと、さらに体温が上昇した。

「私でよければ、喜んで・・・」
END
あれ?最初は隣国の仲良し王子の設定だったのに、いつの間にか佐々木先輩が国王になって・・・。このくらいでやめておきます (笑)
ご一読くださり、ありがとうございました。