Luft Garten

現在進行形で、ささみゃーを見守り中。

すのこDIY ドール用こたつ&座椅子

ドールたちがこたつに入っている画像はほっこりして可愛いですね~ ! ! 画像が集まったブログを見ていたら癒されました。よーし、うちにも設置しよ~!

ブログで見た簡単な作り方は、木製コースター+花台+もこもこのタオルハンカチの組み合わせで、セ○アで一式揃うとのこと。しかし、かなり前の記事のようで、こたつに相当する花台を見掛けません。この辺だけ売っていないのか、はたまた廃番なのか・・・。

そう言えば、リーメント(ミニチュア製作会社)でこたつセットを売り出していたような・・・と調べたところ、Am〇zonで3,000円以上が相場のようです。欲しいけど・・・(汗)。ちなみにこちらの商品画像からサイズの情報を収集すると、天板が10㎝四方、高さは4.5㎝でした。ドールは1/12なので、一辺が120㎝相当となり4人用です。これなら天板の上に色々置いても余裕がありそうです。

・・・買わないなら、作るしかない!と言う訳で、設計図なしの見切り発車、『すのこDIY』でこたつを作成してみたいと思います。(途中、試行錯誤して材料を見直しています。作ってみたい方は、座椅子の最後までご覧ください)

 

折りたたみ式こたつ 

【材料】

  セ○アのすのこ(40㎝×25㎝)1枚 解体する

   天板:すのこの板を並べて貼り合わせる 3.3㎝×10㎝ 3枚 

   やぐら:すのこゲタ(横棒) 9㎝×4個

   脚:すのこのゲタを面取 2㎝×4個

  ヒンジ部:オビ球(大)  4個

  こたつ布団:使い古しのフリースのひざ掛け 21㎝×21㎝

  

 使用した道具 

  のこぎり、紙やすり(荒、細)、カッター、ピンバイス、木工用ボンド、

  塗料(こげ茶色など)

 

まずは、すのこを解体します。以前ネットで見たやり方は、ゲタと板がピンで固定されている部分にマイナスドライバーをねじ込み、ぐりぐりとこじっていました。これがなかなか辛い作業でして、板の裏面へのダメージも大きいです。今回は再検索した別の方法を試してみます。

内側の2枚の板は、確か針金のみで接着されていなかったはず・・・。ゴムハンマー(大)で裏からゲタ付近を軽く叩くと、意外と簡単に外れました。外側の2枚は接着されているので、裏から板を叩いて様子を見つつ、ゲタの所をピン中心で回転させるように下向きに叩いたら簡単に外れました。損傷は最小限です(喜)。しかし、木にゴムが黒く色移りしたので、ヘッドは布か何かに包んだ方がいいですね。

すのこ板を3枚並べてみると偶然にも約10㎝!これが9㎝だったら高床式の部屋に対して丁度いい大きさなのですが・・・。のこぎりで縦に真っ直ぐに切るのは大変なのでやりません。

天板はカットした3枚の板の側面に木工用ボンドを塗り、押し付けて貼り合わせます。完全に乾いてから角をカッターで丸くして、紙やすりを荒から細へ全面に掛けてと・・・。何となく高級感が出て来ました。

 

【こたつ製作中】丁寧に紙やすり掛け。足の可動部は、オビ球(大)です。(上部の木材は座椅子用)

 

こたつの高さは、リーメントが4.5㎝ですが、座らせたイメージから4㎝としました。やぐらは、すのこを解体した時のゲタを使用します。今までは解体時にボロボロになっていたため、使い道がなかったのですが、今回は見えない所なのでリサイクルします。

ゲタをカッターで面取り、ヤスリ掛け後、正方形になるように突き合わせて木工用ボンドで固定。この時、極力きれいな面を脚側にします。ここで、こたつの足に直接、釘を打ってもいいのですが、何となく折り曲げて片付けたいなと。

あれこれ考えた結果、オビ球(大) の利用を思い付きました。これまで使い道のなかった大サイズです。やぐらと足にピンバイスで穴を空けて、さらに大きく広げ、オビ球の棒を差し込みます。穴で回転してしまうので、45度の向きで透明なボンドで固定しました。オビ球を挿し込んだ場合の足の長さが2㎝、なしで直接打ち付ける場合は3.5㎝くらいでしょうか。

ここまでくれば、ほぼ形は完成!と思い、試しにカットしたフリースを、乗せてみました。あれ・・・?何だか全然こたつらしくない・・・。

こたつ布団の特徴を考えると、ある程度重みがあり、床面に対して裾野のようなシルエットになります。薄いフリースでは端がぴよんと浮いた感じになり、全くこたつには見えないのです!(汗)。もっと厚くて重みのある布に変更、それともキルティングみたいに薄い布に綿を入れて重くしようか・・・。

どっちにするか煮詰まったので一時中断。材料探しにセ○アへ。こたつ布団と言えばタオルハンカチ・・・と見てみると、30㎝角と大きめしかありません。これをカットした場合、端の始末が必要になります。バイアステープを買って縁取りする?いや、それはちょっと面倒・・・。結局、どんな布を選んでも丁度いいサイズがないため、何らかの加工が必要です。

店内をくまなく徘徊すると、クッションカバーを見つけました。これだ~!! もふもふで少々重みがあり、異布な裏地も付いています。地味だけど模様があります。これを2辺カットしてミシンで縫い、裏返して口を閉じれば理想に近いものが出来そうです。

他、やぐらをより本物に近付けるためにアンカを付けることにして、こたつ敷を床に敷き、ごろ寝可にグレードUPしました。

 

折り畳みこたつ修正版

【材料】(再考)

  天板:作成済み → こげ茶色で塗装

  やぐら:内側に細木のリブを追加 6.8㎝×0.3㎝角 4本 (カ○ンズホーム)

     → こげ茶色で塗装

  あんか:化粧品のパフを切り出し、断捨離したマフラーを包んで押し込む

  やぐらの天張り:ランチョンマットの切れ端 4㎝角をアンカのフタに (ダ○ソー)

  こたつ布団:クッションカバー 仕上がり寸法21㎝×21㎝ ミシン掛け (セ○ア)

  毛布:フリースのはぎれ こたつ布団から毛布に変更 → 一回り小さくカット

  こたつ敷:インテリアマット 長四角を斜めの面に合わせて2か所カット (セ○ア)

  滑り止めシート:天板裏用 適宜

 

【やぐら・こたつ布団・毛布】

 

【アンカ上部】

 

天板の裏側に滑り止めを貼ってこたつ布団に乗せたところ、ちょっと触れるとずれていたのが、気持ち解消しました。鉄板でも貼りつけて、もっと重くしたいところです。

さて、今度こそ本当に完成!と、試しに2人をこたつに座らせようとしたところ・・・。大人しく座ってくれません(汗)。座るどころか、手を離すと後ろに転倒します(大汗)。

はぁ・・・。何となくこうなるんじゃないか・・・と言う想像はしていたのですが、やっぱり座椅子がないとダメかぁ・・・。

ネットで座椅子の市販品が売っていたのですが、サイズ感がよく分からないのと、座布団がプラスチックみたいなので、何だかずり落ちそう(個人的見解です)。あと、和風なテイストが部屋の雰囲気に合うのかも疑問。

他に何かないかと、ハンドメイドの座椅子と検索すると、シンプルに板で作っている方がいました。こんな感じでいいなら出来そう!とソッコー参考に。解体のすのこ片だと幅に余裕がないので、セ○アの木製角材(2P)を別途買いました。

 

簡単座椅子

【材料】

  座面:木製角材 3.8㎝×30㎝×7㎜ → 5㎝にカット (セ○ア) 

  背もたれ:木製角材 3㎝にカット (2.5㎝は短すぎたので)

  細釘:長さ1㎝以上 2本

  座布団用の布:はぎれ 7㎝×3㎝ 程度

  中綿:少々

  刺繍糸:適宜

 

道具

 木工用ボンド、ピンバイス、金づち、塗料、ピケ、両面テープ

 

座面と背もたれは角を丸く面取りして、天板同様、紙やすりでひたすら磨きます。背もたれの接着する断面は、カッターで少々斜めに削ってから木工用ボンドで接着。でも、それだけだと、もたれた時にボンドが取れそう・・・。

ボンドが乾いた後、底面から背もたれに向かってにピンバイスで深さ5㎜ほどの穴を空け、1㎜の細釘を金づちで打ち込みました。これで寄りかかっても重みでもげません。

ミニ布団は布を袋状に縫って、裏返して中綿を入れ、中央を糸で締め、端に刺繍糸で飾りを付けました。

 

【簡易座椅子】板を2枚組み合わせただけ

 

さて、完成した座椅子に座らせてみると・・・。アレ?いちおうは、座ってくれますが、なぜかまだバランスが取りにくい・・・(汗)。座椅子はないよりはマシですが、油断すると足でこたつの天板を持ち上げてしまいます。

対策として、こたつ布団の上に手を出して体の間に挟み付けることで、ようやくポーズが安定しました。座椅子なら地面に近いし、座面も広い。椅子よりも簡単に座れるはず!と思っていたら、どうも考えが甘かったようです。

改良点を挙げるなら、背もたれをもっと長くする、座面を少々上げる、ひじ掛けがあると横に倒れにくい・・・ですかね。

                 ◇ ◇ ◇

・・・数か月後、作り直すことを前提に、どういうデザインにしたらいいのかなと、何となく置き方の上下を変えてみたところ・・・。ん?

 

【座椅子の向きを90°変えてみると・・・】何とそれだけで!

 

あっ!これだと、見た目は変だけどバランスが取れそう・・・。何だか上手いこと座ってくれる予感がします。実際に座らせてみると、案の定、いい感じ♪

 

【座椅子に座らせた時の姿勢の比較】

(左):斜めになった短い背もたれにもたれると、頭が後ろに振れて足が浮き、座椅子ごひっくり返ります。腰を直角に伸ばして背もたれにもたれないようにしつつ、足を下げ、パンツのゴムで座椅子とドールを一体化することで、ギリギリ座っています。背もたれは何の為にあるのかって感じですね(汗)。

(右):背もたれが直角になり、長く使えるようになったことで、頭を背中の上部で支えています。座面が前傾しているため、伸ばした足がより下がり、重心が安定しました。ゴムでの固定はしていません。座布団はないよりはあった方が良く、ズボンと摩擦が起きて安定する気がします。

なぁーんだ、これでいいじゃん!・・・と言う訳で、再作成はスト~ップ !! かなり面倒な作業・・・と思っていたので、以前に作った座椅子が無駄にならなくてラッキーでした。

これにて一件落着~ !!

 

【こたつ敷き】あれば昼寝に最適。横になったが最後、気持ちよくなって寝ちゃう?